官賊と幕臣たち―列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート
著者 原田伊織
価格 1,512円
ナレーター 西村不二人
再生時間 8時間0分
出版社 毎日ワンズ
出版日 2016/01/01
配信日 2016/12/13
分割ファイル 27個
ファイル容量 440MB(通常版)/220MB(倍速版)
付属資料 なし
作品紹介
歴史書として異例の5万部を突破した、日本近代史を覆す衝撃の維新論『明治維新という過ち』待望の第2弾、『官賊と幕臣たち―列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート』が登場!
恫喝外交をしかける欧米列強外交団に命を賭してわたり合い、大英帝国の支援を受けた薩摩・長州のテロリズムを退け、植民地化を防いだのは幕臣官僚だった!
あなたの歴史認識を大きく変える、知的好奇心を刺激する一冊です。
幕末の混乱を経て、日本を近代化へと大きく前進させた「快挙」と評価されている明治維新について、実は異なった見方ができることを提起した前作『明治維新という過ち』。
その続編となる本作は、日本が明治に入り、鎖国を解除して「開国」したことに焦点を当て、その際に適切な交渉を行って日本の植民地化を阻止した幕臣たちの活躍を紹介しています。
海外列強との交渉においても、本当に歴史上重要な活躍をしたのは、薩長の人々ではなく、徳川の幕臣たちでした。
本作品では、様々な史実をもとに、数百年の鎖国を解除した日本が、徳川幕臣たちの活躍により列強の恫喝外交をいかに乗り切り、植民地化することなく近代国家を築いていったのかを描き出します。
本作品をお聞きいただくことで、これまでの歴史教育は一面的なものであり、歴史はもっと多面的にとらえなおすことができるものであることがお分かりいただけることでしょう。
これまで多く語られてこなかった歴史の一面に光を当てる、知的好奇心を刺激する一冊で日本近代史を改めてとらえなおしてみませんか?
目次
はじめに 〜歴史と資料〜
其の一 鎖国とは何であったか
其の二 オランダの対日貿易独占
其の三 幕府の対外協調路線
其の四 幕末日米通貨戦争
其の五 官と賊
あとがきに代えて 〜一言以て国を滅ぼすべきもの〜
試聴できますよ
耳で読む本、オーディオブック 「官賊と幕臣たち―列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート」― 原田伊織 配信中!
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